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肥満細胞腫
その3

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糖分、脂肪分のほかにも、大切な栄養素があります。
それは、マグネシウムです。



マグネシウム



ワンちゃん猫ちゃんのフードの世界では、ほとんど悪者扱いのマグネシウムですが、神経の病気を考えるときには欠かすことの出来ない栄養素です。

殆どの人にとって、マグネシウムといって思い浮かぶのは、尿路結石症ではないでしょうか?

かつては、食餌に入っているマグネシウムの量が不適切であることが原因でマグネシウム結石が発生すると言われてきました。

残念ながら今でもその風潮は改まる事なく、広く一般には信じられています。

しかし、今ではワンちゃんの尿路結石症の殆どは、尿路感染症によって起こると考えられています。
最先端の研究者達の間で、食餌中のマグネシウムの量が原因で尿路結石が出来ると考える人は殆どいなくなっています。

一方、基礎研究の現場では、多くの成人病がマグネシウムの摂取不足からきているのではないかと考えられています。

このように、実はマグネシウムというのは、体にとって非常に重要なミネラルなのです。

大動物(牛や馬など)では、マグネシウムの不足が、「グラステタニー」と言う痙攣発作の原因になることが古くから知られています。
現在のところ、マグネシウムの不足が犬猫にそのような発作を起こすという事は証明されていませんが、可能性は有ります。

実際、私の病院では、マグネシウムだけを投与して、発作が消失した症例は数え切れません。
マグネシウムを制限することに何の意味も無くなった現在では、少なくとも、てんかんのあるワンちゃんには、十分なマグネシウムの補給をしておくべきだと私は考えています。

家庭で利用できるマグネシウムの補給源としては、魚介類や海産物などが有効です。
ひと頃流行った「にがり」なども、とても役に立ちます。にがりを与える時には、下痢をしないように注意が必要です。マグネシウムはしばしば下剤としても利用されているミネラルですから、与えすぎると簡単に下痢をしてしまいます。




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