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食餌の話


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ドッグフードの足りない栄養素の話 その2


まず、最初は、

1.保存の出来ない栄養素が劣化して、消失している。
という場合についてです。

保存の出来ない栄養素とは、どんなものの事でしょうか。
特に目立つのは、ビタミンAと、脂肪酸です。

ビタミンAは、目や皮膚にとっては非常に大切なビタミンなのですが、光や熱、そして酸素に対して非常に弱い面を持っています。従って、コンテナの中で蒸し焼き状態になったり、夕日がさんさんと降り注ぐ店頭などに置かれていた場合、てきめんに劣化してしまいます。また、開封するととたんに酸素に触れて、酸化を始めていきます。

一方で、ビタミンAは、過剰に取りすぎると中毒を起こしてしまいますので、予め多めに入れておくなどということは出来ません。
人間の場合、保存が出来て、安全な形のベータカロテンというビタミンAの前駆体で取っておけば、体の中で有効にビタミンAに変換出来ます。

しかし、ワンちゃんは、その変換が苦手で、十分にはカバーが出来ないといわれています。

また、脂肪酸の問題にしても、必須脂肪酸と云われているリノール酸や、アレルギー体質を抑えてくれると言われているオメガ3の脂肪酸なども、酸化には非常に弱い面を持っています。

従って、フードから新鮮な脂肪酸を摂るのは非常に難しいのです。 ですから、酸化を防いで、保存された状態で脂肪酸を取らせる為には、どうしても酸化防止剤を使わなければなりません。

しかし、この酸化防止剤が発癌性を持っていることは明らかです。

発癌性物質を、好んで自分の大切なワンちゃんに与えたいと思う人はいないはずです。

でも、残念ながら、殆どの人は、発癌性のある酸化防止剤が、混ぜられていることを知らずにドッグフードを使っています。

その事は、「有害なものが入ってくる」と言うところに詳しく書いておきました。 良心的に作られたものは、発癌性のある保存料を使っていないので、保存の効かない栄養素は壊れてしまいます。 これは、保存食品の宿命です。

新鮮でなければならない栄養素は、新鮮な物から、取らなければならないのです。